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リアルとアンリアル


基本的に神話物語と「神話」は全然違うんだということを知ってほしいのです。私が言っているのは神話的な物語を言っているのではなく、 宇宙の中に根源的に或はエキスのように存在している「神話」というものがあるのです。その根源的にある「神話」を見、感じとらねばならないのです。 宇宙の根源と物理学の感覚の世界との中間に橋渡しとして「神話」とか「詩」の波動の世界が存在しているからなのです。

例えば、このコップには羽が生えているという考えから入っていって欲しいのです。この世界に入るとケンカが無くなってしまいます。 理性の世界に入るとそれがNOとかYESとか争いが起こるのです。例えば神話の世界ではね、太陽が上がってこようが地球が動いていようが、 天動説であろうと地動説であろうとどちらでも良いのです。それが神話の世界です。神話の世界とはそういう限定したものを超えております。 そういう神話というアンリアルなものから、こういうリアルな世界が生まれて来たのです。それでこのリアルな世界をコントロールしようと思えば、 そのアンリアルなものを持っていないとコントロールできません。人々はこの神話を持たないでリアルな世界ばかりで生きているから平和がやって来ないのです。 ぶつかるばかりで本当のものにならない。この目に見えている感覚世界とか自分たちが発明した機械文明の何もかも、 または経済も全部この神話がやって来ないとちゃんと使いこなすことは出来ない。これで大分わかりましたね。

神話はもうすでにあるのです。それをつかまえれば良いのです。それをとって自分の懐に入れたら良いだけです。神様には何の関係もない。

このコップに羽が生えているということをいつも考えていてください。それをしていたらね、だんだん神話の中に入って行きます。

実現というのは深いものを単純なものの中に現して生きたものとするのです。

魚に水を与えるように。