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花は咲くもの 咲かせるもの


花は咲くもの
オチャメの笑顔をもって
花は咲くもの

人間も宇宙もオチャメの
笑顔でもって
咲くもの 咲かせるもの
子供の笑顔のように 笑うもの宇宙
舞うもの宇宙

春の発芽もオチャメそのもの
太陽が昇るのもオチャメそのもの
月の満ち欠けもオチャメそのもの

合理的な知恵だけでは宇宙を
つぶしてしまう オチャメな
空想力いっぱいの持主になろう
世界的 宇宙的な夢をもつ
大きな人間になろう
オチャメな人間をつくる教育が必要だ

人が人にぶつかるのは
合理的な知恵の持主だからである
そんな人々は かしこそうな顔をしている
そんな顔では世界平和はつくれない

世界平和をつくるのは
ほほえんだ顔 光り輝くアホのような顔
子供のような顔でなければならない
清らかで明るいアホのような顔の持主が
出来上がってこなければならない

アメリカの ナバホ インディアンが言っている
子供のように笑うことは
神と共に踊る事である

素朴でオチャメで子供のように笑えるような
人々が集まらねば
世界秩序を取り戻せない
真実なるものを見る目をもった者でなければ

短い時間と短い距離の中に生きると
人間の心は 小さくなる
人は 物質の影響をうけて 縮んでゆく
宇宙は距離と時間という大きい財産をもっている

堂々と広大な無限のイマジネーションを忘れてはならない

天に輝く星を見てみよ
あれは地上から うち上げられた
情熱と躍動の花火であるなどと
考える人は少ない

フランスのデカルトは言った 精神文明を何とかしようなど
合理的な頭脳でいくら考えても無駄だと
そして彼は 知的悟性より 感覚的悟性に重きをおき
自然科学と詩の世界に目を転じた

古代の人々にとって 神話と空想力が
彼らの詩であり それが彼らの歴史であった

ドイツのギョレスが 世界の背後は魔法であると言ったが
無駄には出来ない
魔法も神話のオチャメな舞かも知れない 不思議も奇跡も
純情なオチャメからやってくるのである

我々は神話の世界を
見る能力を広げてゆくことによって
神の神託(神の懐をひろげ見せる)の その領域が
ひろがってゆくのである

神話の行為なくしては
いかなる学問も宗教も芸術も
本格的に花を咲かせることは
出来ない

最近私は 詩神の姿を見ることが出来た
それは私が真理を探すことを断念した
その直後のことであった
詩神は 霧の姿でもって 顕れ
私の持っている合理知をすべて霧に包んでしまった
そんな詩神を初めて見た私は
詩も一つの神なのかと目が醒めた

オチャメであると神も神々も
気楽に遊びに来てくれる

神 神々と共に踊ろう そして
人と人が共に助け合おう
神は明るい所 助け合う所が
好きである